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公開日：2023年08月06日

常盤平西窪町にあるリフォーム済みの戸建を内見してきました。

常盤平西窪町は全体的に交通量は少なく、その割に幅員（道路の幅）は広く、物件の前はちゃんと2車線あります。
加えて歩道もあるため、車を使う人にはもちろん、歩行者にとっても快適な印象があります。
物件にはカースペースがあります。
縦列タイプなので、苦手な人にはマイナス点かもしれません。

玄関の鍵を開けて、ドアを開・・・かない！
チェーンがかかっている。
四苦八苦して、ようやく「鍵をもう一段階捻ると、外からチェーンが外れるタイプの玄関扉」であることが分かりました。
知らないとハマりそうですが、防犯面としてはグッド。

現在は空家のため、まずはブレーカーを上げて、シャッターも開けます。
リビングの大きな掃き出し窓には、これまた大きなシャッターが。
ロックを解除して開・・・かない！
わかった、電動シャッターだ。
ならどこかにリモコンがあるはず。（←先入観）
無い。
あれ、電動じゃない？開かない、びくともしない。
ふと壁を見ると・・・

なるほど、こういうタイプもあるのか。
無事、シャッターを開けることができました。

準備が整ったところで、順番に見ていきましょう。

まずは玄関周り。
土間スペースは可もなく不可もなくな広さですが、靴入れ等の収納がかなりたっぷりあります。
身長178cmの私が背伸びをして、やっと届くくらいの高い位置にも収納があるので、普段使いしないものなどをしまっておけますね。
両開きの収納を開けると内側に鏡があり、お出かけ前の身だしなみチェックができるようになっていました。
細かい点ですが、地味に嬉しい設備だと思います。

続いてリビングを確認。
図面では13帖となっていますが、窓が大きいためか、数値以上に広く感じます。
対面式カウンターキッチンを採用しており、隣の和室ともフラットにつながっているため、使い勝手の良い導線と感じます。
前述した電動シャッターも付いており、設備面も良好です。

白基調の人工大理石を使用しており、よくあるステンレスのシンクではなく、人工大理石の天板からそのままシンクへつながることで、清潔感、高級感があります。
コンロは3口あり、一般的なガラストップ（お手入れがしやすい）が採用されています。
キッチン中央部にはビルトインタイプの食洗器が付いています。
要所にこだわりのあるキッチンとなっている印象です。

洗面所は廊下とキッチンの両方から行くことができます。
この辺も使い勝手を考えた間取りになっていると思います。
洗面化粧台は3面鏡（鏡が開くタイプ）となっており、ちょっとしたものを収納することができます。
洗濯機を置くスペースも広く取ってあり、大きなドラム式も置けそうです。

浴室はよくあるタイプのユニットバスです。
お湯張り、追炊き機能はもちろん、換気乾燥機も付いています。
この戸建の場合は浴室に窓があるので、換気は不要に思えますが、実際は換気扇を回した方が効率が良いとされています。

トイレは温水洗浄便座付きで、収納棚やタオルハンガーなどが付いています。
この辺は最近のリフォーム物件では当然のように付いていることが多いですね。

2階へ上がります。
階段を上がると、廊下というよりはホールと呼んだ方が相応しそうな広い空間になっています。

2階のトイレは、室内に手洗いが付いています。
トイレ本体はタンクレスではありませんが、蛇口の無いタイプなので、ここに手洗いがあると便利ですね。

2階ホールより3つの洋室へアクセスできます。
1部屋は約3帖のウォークインクロゼットがあり、他2部屋は南向きのバルコニーに面しています。
ウォークインクロゼットの無い部屋も普通のクロゼットはあり、収納は豊富にあるかと思います。

2階ホールからアクセスできるのはトイレと3つの洋室の他、納戸があります。
この納戸はドアを開けると約3帖の空間に小さな窓ひとつありますが、何よりも目を引くのは、壁にかかっている梯子です。
そう、この納戸にはロフトが付いており、梯子を上って上部の空間へ行くことができます。
もちろん、そこまで広いものではありませんが、照明やコンセントなど最低限の設備はあり、窓もあります。
物置の他、寝室としても使えそうです。

総じて、立地、道路、周辺施設、内装の使い勝手等と価格を考慮すると十分に検討の余地のある物件かと感じます。